キダチアロエの効能

アロエジュースの効能のチェックで書いたキダチアロエだが、キダチアロエこそが、昔から俗に「医者いらず」といわれてきたものだ。
葉肉の内服で健胃効果があるとされ、また含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果がある。
しかし・・だ。体質によっては胃炎を起こす場合があったり、継続的に摂取にすると、大腸の色素沈着を起こす場合なども、報告されているのだ。（全員がそうなるわけではない）

一方、傷や火傷に用い場合だが、ドイツの薬用植物の委員会では、キダチアロエの葉の中央の粘性の物質には、痛みや火傷に有効性が示唆されている。（断定ではない）
しかし、逆に悪化させた例も報告されている。
キダチアロエの使用には、注意が必要なことは、よくわかっておいてほしい。
さらに、キダチアロエに対しては（アロエベラではない）、子宮収縮作用が有るため、妊娠中の使用は避けるべき、長期間、大量、小児、妊娠以外にも授乳、月経のときなど、腸の病気の場合も、注意を喚起するムキもある。
アロエジュースの説明が、アロエベラ、キダチアロエ、日本薬局方が認めているアロエを区別して説明しているかは、キチンと読んでおきたい。

たかが、アロエジュース、されど、アロエジュースである。

魔法のジュース、万能のジュースなんて、ないのだ。アロエジュースのメリットと危険は、療法とも認識して、飲みたいものだ。

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